昨日「そうそう!それなんだよね!」と思える記事を読んだので、まずはシェアしますね。
心地良さが売りの「Cozy系ゲーム」が近年Steamで急増中。そもそもCozyとは何なのか、実は結構売れ線Cozyゲーム
興味深かったのは
近年では、特に海外発のゲームにおいて「Cozy(心地よい)」を特徴やジャンルとして標榜する作品も増えている。そんなCozy系ゲームの定義や特徴について考える業界レポートが過去に公開されていたことが、注目を浴びているようだ。
(中略)レポートでは、ゲームにおけるCoziness(心地よさ?)が、プレイヤーに「安心感」「充足感」「やわらかな刺激」という3つの印象をいかに強く与えるかで決定されると定義されている。
このうち安心感では、危険やリスクがなく、プレイヤーに行動を強制させる脅威がないことが重要。また充足感は、食事や住居といった基本的な欲求が満たされているかどうかであり、人間関係・美的体験・自己実現・帰属意識といったより高次の欲求を生じさせるという。つまりゲーム内で生活を脅かすような状況がないということかもしれない。
そしてやわらかな刺激は、低ストレスで安全かつ充足された環境をプレイヤーにもたらし、あまり熱中せずとも集中してゲームをプレイし続けられる穏やかで心地よい刺激を指すそうだ。
という箇所で…
以前、倉本さんが私のことを紹介してくださった記事で私の「コミュニティでやりたいこと」を書いてくださっていた のですが、まさにこのCozy系ゲームのトレンドは、自分がこのコミュニティで設計したことって「ゲーム」を「言葉の世界」に置き換えてCozyな世界を作りたかったのかも、というところで感覚的にピタッと来るシンクロ感がありました!嬉しい!
正直、私もゲームは好きなんですが、ある時からどんどんサブストーリーやサブクエスト、リアルタイム性、課金性の比重がゲームの世界で増えてきてしまう感じに気付いて…。
そういうものだと「結局ゲーム廃人になった人が勝ちなやつだよね?」みたいな、資本主義を持ち込まれてしまったような、不健康な気がして遠ざかっていました。
「日常系」のゲームは元々あったとはいえ、サンシャイン牧場みたいなTODOが溢れるやつもちょっとどうかな…?という気もして。
なので、「Cozy系」の流行りは自分としても納得感があるし、そういう世界を作ることが、
充足感は、食事や住居といった基本的な欲求が満たされていること
(つまりその世界の内で生活を脅かすような状況がないと安心できること)
→人間関係・美的体験・自己実現・帰属意識といったより高次の欲求を生じさせる
という元記事にもある通り、「もっと良くしていきたい」という人の心に働きかけ、アクションを促すことができるのでは?ということは、私としてもそこに肌感覚で思い至った感じがここ数年、ありました。
これはつまり、人間は「政治も生活も良くしていきたい、そのためには対立構造で話すんじゃなくてお互いの意義を見つけていこう」みたいな高度な議論は、平和な会話の場があってこそ、やっと向き合うことができる生き物なんじゃないだろうか?みたいな気持ちがあって…。
↑こちらはレポートにあった(Cozyさ(居心地のよさ)に関係するマズローの欲求階層)の画像です。
「青色の三角形は上位層として:Mastery(熟達)、Self reflection(自己省察)、Connectedness(つながり感)。
ベーシックな灰色の三角形は生理的・安全欲求などの基礎層として:Safety(安全)、Hunger(空腹)、Thirst(渇き)、Shelter(住居)があって、やっと上の青の三角形に至るよ」、みたいなことらしいです
「生きるために必要なもの」ではなく、「生きていて良かったと思えるためのもの」に働きかけているというのが、Cozy系のいいところだなと思います。
その「かたち」は人それぞれだと思いますが、みんなが大事にしているものをちょっとずつ教え合うことで、社会への想像力もより及ぶようになったら最高だなぁなどと考えています。
なので、この元記事を読んで「うん、コミュニティ、この方向性付きで合ってるのかも&ここが誰かのCozyな場になってくれますように、いつまでも安心して日常と議論のバランスが成立するものになってくれますように…」と思わずにはいられなかった次第です。
もし、「このコミュニティで何していいかわからない」という時は、Cozy系のゲームに倣い「とりあえずぶつくさ言ってみる」「歩いてみる」「日常を定点観測した気分で書く」みたいな、自分のリラックスできる感じを模索していってもらいたいな〜と考えています。
メインクエストはリアル社会で皆さんやっていると思いますし、折角なんだから、ここはチリツモで溜まっていくサブの世界でもいいんじゃないかな、みたいな。
私は「即効的な効果や成果を求めない」という時間を過ごすのも、またとても大事な人生の余白=伸びしろだと信じていますし、そのチリツモに救われてきた人間としても、Cozy系の大切さが見直されてきているのは、とても嬉しいです。